戦い〔お兄、忠臣蔵〕

今、お兄は京都で忠臣蔵の撮影をしている。「京都での撮影は戦いだ」ハードなスケジュール撮影である事を戦う事が仕事のキックボクサーである僕にはいつもそう話してくれる。戦う事が仕事としている僕はそう言われるとどれだけ大変かが理解しやすい。だから、僕にはそう話すのだろう。

お兄は今、戦っている。僕も１２月１９日の為に戦っている。練習は自分との戦い。試合は相手との戦い。まず、自分と戦えんようでは、誰とも戦う事はできない。

そんな訳で今日も戦いに出る。

祈り

今週の日曜、角ちゃんが試合に出る。２週間前に試合したばかりなのに、不甲斐ない判定となってしまったため、今回の出場を決めたらしい。

どうしても勝ってほしい。角ちゃんは自分自身と戦ってる本当に本当に強い人間だ。だから、ここで報われてほしい。

頑張ったから報われるわけじゃないけど、頑張らなければ報われない。

角ちゃんの頑張ってる姿を見てるから、心から報われる事を祈っている。

そんな僕も、１２月１９日に試合をする。

言葉

『大丈夫。あなたは素晴らしいんだから。』たった五秒以内に言えてしまう言葉だけど、すごく素敵な言葉だと思う。言われた人はすごく嬉しい言葉だと思う。困ってる人にいち速く伝えたい言葉だと思う。

言葉は贈り物だ。たった一度しかない人生。ネガティブな言葉ばかり発するより、人が気持ちよく思う豊かな言葉を贈りたい。

ありがとうございます。

ハタケ

日曜のハタケのトーナメント出場がなくなった。申込方法を間違えてしまい、出場がなくなった。伝えるのをすごく迷った。ハタケはこのトーナメントに向けて必死にがんばってきたから、一気にやる気をなくしてしまうのではと恐かった。正直に告げると、ハタケは悔しそうにしながらも前向きに継続する姿勢を見せてくれた。

ハタケは、この短期間で本当に強くなった。他の18歳が経験できない経験を積んで大きくなった。もっともっと自信を持って辛い事に立ち向かって大きな人になってほしい。

そして、僕も。たくさん自分と戦って、もっともっと自分を誇りに思える人になりたい。自分を好きになって自分に自信を持ちたい。